
スマホのバッテリー問題を解決!?
もはや電話というよりも情報端末と化しているスマートフォン。
皆さんも便利に活用していると思います。
ただネックになるのがバッテリーの保ちの問題。
充電用のケーブルやACアダプタを常に持ち歩いている人も多いでしょう。
バッテリーが保たない?だったら大きくすれば良いじゃない!!
…というド直球な回答を示したのが、今回ご紹介するUlefone Power 2です。
そのバッテリー容量は弩級の6050mAh。
本記事執筆時点でのハイエンド端末と言えるiPhone 7 Plusが1,960mAh、Nexus 6Pが3450mAhだそうなので、その弩級ぶりがわかるかと思います。
ちなみに僕はNexus 6Pを使っているのですが、バッテリーの保ちは良くないです。
使わないで放っておけばそれなりに保つのですが、使い始めて画面点灯状態だとモリモリ減っていきます。
具体的には、毎朝の通勤で音楽再生(with Bluetoothイヤフォン)40分で10〜15%消費します。
会社に点いたらほぼUSBケーブルに繋ぎっぱなしです。
あとはバイクツーリング時にGoogle Mapのナビゲーション機能を使っているのですが、それだと一日、というか昼間の間保たないですね…。
ですのでUSB給電パーツを付けています。
…というように、スペックと引き換えにバッテリーの保ちが厳しくなっている昨今のスマートフォン。
今回は弩級のバッテリーを搭載したUlefone Power 2を、主にバッテリーの保ちについてレビューしていきたいと思います!
開封の儀
▼かなり高級感のある箱に入っています。そして箱が大きい。

▼箱は大きいのですが、右半分は特に何も無しw あと黒と赤の組み合わせがカッコイイです。

(袋がクシャッとなっていますが、事前に一度開封したためです…)
▼本体のお目見え。

▼内容物一覧。

- 端末本体
- 簡易説明書
- USBケーブル
- USB延長ケーブル
- ACアダプタ(非日本規格)
- スマホケース
- 液晶保護シート
- バンカーリング
- SIMスロット引き出し用ピン
以上です。
前回レビューしたOUKITEL U13もそうなのですが、いわゆる中華スマホの凄い所は、液晶保護シートとケースという”どうせ一緒に買うもの”が同梱されていることなんですよね。
ただ、バンカーリングまで入っていたのはちょっと笑いましたw
ハイスペック中華スマホ「OUKITEL U13」開封&レビュー【PR】
GearBest様よりご提供頂いた中華スマホ「OUKITEL U13」の開封&レビューです。データの移し替えが面倒という問題と、技適の問題さえクリアできれば乗り換えても良いくらいの端末でした。
▼ケース裏面は革張り(風)になっていて、単なるオマケ以上のクオリティ。

▼Ulefoneロゴの入ったバンカーリング。

バンカーリングの便利さについては、以前にこのブログでも取り上げています。
今さらだけどスマホ用リングホルダーがマストと言えるほどに便利だった!
ガジェッター界隈では使っている人も多く、レビューするのも今さら感がありますが、たまたま凛として時雨の福袋でゲットしたので使ってみることにしました。
▼写真ブレていて恐縮ですが、本体にはスペックシートが貼られています。

ついバッテリー容量にばかり注目してしまいますが、他のスペックもハイエンドと言って良いレベルなのです。
- 8コアCPU
- 4GBメモリ
- 64GBストレージ
- 13メガピクセルの背面カメラ
- 5.5inch フルHD液晶
- Android 7.0
という感じです。
これが2万円で買えてしまうって…もはやちょっと恐いレベル。
僕がNexus 6Pに支払った8万円は一体何だったのでしょうか…。
▼背面にも注意事項やSIMスロット位置などの書かれたシール。

▼Nexus 6Pとサイズを比べてみます。

同じ5.5inchなのでほぼ同じ。
(画面解像度に関してはNexus 6Pの方が上)
Power 2の方が縦が少しだけ短いかな、という感じです。
▼厚みを比較。

厚みはPower 2の方が結構あります。
これは大きなバッテリーを積んでいる分、仕方がないことでしょう。
ただ、写真でわかるように背面の端がカーブを描いているので、厚みの割には持ちやすい感じがしました。
セットアップ編
ではさっそくSIMを挿してセットアップしていきましょう!
▼SIMスロットを引き出すとこんな感じです。

▼こんな感じで2枚のnano SIMを同時に挿すことができます。


▼右側面にある電源ボタン長押しで起動!

この次にAndroidの恒例の初期セットアップが始まる…と思うのですが、今回はサンプル品なためか、特に何も無く起動しました。
▼ホーム画面

▼アプリ一覧

ご覧のように、黒+シルバーのメタリックな外観にカスタマイズされています。
Google Mapなどの一部のアプリのアイコンが変わってしまっているので、最初は戸惑いますが慣れれば問題ないでしょう。
4G通信
今回もIIJ mioのデータ通信SIMを使用しました。
挿入してAPNを設定したらあっさり接続。
▼通信速度を計測してみました。

通信速度に関しては時間帯や場所、その他環境によるので、必ずしも端末性能によるものではありませんが、参考までに。
下りが若干遅いですが、実用上特に困る速度ではないでしょう。
詳細スペック
そこまで気にする人はいないかもしれませんが、一部のガジェットマニアな方々のために詳細スペックを貼っておきますねw




▼温度センサーは検知できない様子。

▼PROXIMITY(近接センサー)が検知できていません。

近接センサーが搭載されていない可能性があります。
例えば電話をする際に、耳に近づけても画面がOFFにならない(耳で画面をタッチしてしまって誤作動する)可能性があります。
あくまでも未確認ですが。
カメラを試す
あまり今回の本題ではありませんが、一応参考程度に背面カメラ(13メガピクセル)で撮影した写真を載せておきます。


いずれもAndroid標準のものではありませんが、カメラアプリの設定周りはかなりカスタマイズされています。




全体的な使用感について
まずは端末本体について。
液晶部分はゴリラガラス(強化ガラス)なので、よほどの衝撃を与えなければ割れるようなことはないでしょう。
端末の背面は金属(たぶんアルミではない…?)に何らかのコーティングが施されていて、高級感があります。
ペラペラのプラスチックではありません。
見た目の大きさに反して、重量感はそれほど感じません。
ただ厚みは結構あるので、ポケットに入れて持ち運ぶのはちょっと…という感じです。
すぐに取り出せるようなカバンの外ポケットに入れておきたいです。
端末の動作は非常にサクサク。
さすがは 8コア+4GBメモリといった感じです。
ゲームはやっていないのでわかりませんが、CGをガシガシ使ったゲームでも問題なく動くのではないでしょうか。
画面も大きいので快適そうです。
さて、最後に肝心のバッテリーについてです。
これは本当に凄い!!
バイクツーリングに持っていき、昼間の間ほぼずっとGoogle Mapを使用(計6〜7時間)。
そして合間に写真を10枚ほど撮影といった感じの使い方をしたのですが、その結果バッテリー残量はちょうど1/3(33%)でした。
Google Mapのナビゲーション機能ですが、非常にバッテリーを喰います。
- 画面が点きっぱなし
- GPSアンテナを使用した位置測定
- 地図データ、混雑データを取得するためにデータ通信
- 方位センサーで向きを測定
という非常に過酷な環境です。
Nexus 6Pでは見る間にバッテリーが減っていきます。
それがPower 2では1/3もバッテリーが残っているなんて!!
もちろん途中で一切充電は行っていません。
というわけで僕はこの端末をツーリングの際に地図専用端末として使おうと思います。
上にも書きましたが、5.5inch+厚みがあるのでポケットに入れて常用するのはちょっと厳しい感じです。
ただ用途を限定してしまえば、非常に使える端末であることは間違いありません。
例えばバッテリー喰いアプリの筆頭であるPokemon Goとかw
以上、Ulefone Power 2の開封&レビューでした。
これが約2万円で購入できるんですからね…すごい時代になったものだ…。
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というわけで今回は以上!