
先日、ガジェットなどのレビューのために、物撮り環境を構築したい!という記事を公開しました。
で、マクロレンズはさすがにすぐにポチれる金額ではないのですが、ライトと撮影ボックスは手頃な値段なので、さっそくポチってみました。
購入したのはこの3点。
というわけで、今回はレビュー環境のレビューという、よくわからない感じになります。
照明について
まずはYAZAWA LED専用 クリップライト E26 1灯 電球なし クロームです。
約1,500円と安価ながら、レビューの評価も高かったので購入しました。
本体は(たぶん)ステンレス製で、非常に軽いです。
表面がクロームメッキなので指紋が目立ちますが、性能に影響は無いので問題なし。
大きなクリップで挟んで色々な場所に設置が可能です。
挟む力がなかなか強いので、ずれたり落っこちてしまったりすることは無さそうです。
また挟む部分にゴムが付いているので、取り付けた家具にキズを付けてしまう心配も無いでしょう。
操作は電源コードの途中にオン/オフスイッチがあるだけの簡単操作です。
LED電球は付属していないので、別途購入する必要があります。
口径はE26という一般的なものなので、選り取りみどりです。
LED電球はパナソニックが一番メジャーなようですが、在庫が無かったのでアイリスオーヤマ LED電球 E26口金 60W形相当 昼白色 広配光タイプにしました。
40Wと60Wがあるのですが、どちらにするか非常に悩みました。
(価格差は200円程度なんですけど…。)
結局は、より明るいほうが良いだろう!ということで60Wを購入。
ですが40Wで十分だった感があります…。
60Wは間近では直視できないほど明るいです。
まあ暗いものを明るくするのは困難ですが、明るいものを暗くするのはいくらでも手段があるので、良しとします!
撮影ボックスについて
購入したのは撮影ボックス 4バリエーション背景布付き 40×40×40 SIMPS(シンプス)というもの。
すでに名前で全てを説明している感がありますが、1辺が40cmのボックスで、4色(黒・白・赤・青)の背景布が付属しています。
お値段は3,000円弱。
実際のところ、撮影ボックスに関して特にこだわりはありません。
とりあえずは、床や机の上で撮影せざるを得ない、という状況が改善できれば何でもOKです。
また使わないときは畳んで小さく収納できるというのも良いところです。
40cm四方の箱を常に置いておけるほど、部屋は広くないもので…。
実際に撮影してみた
レンズはともかくとして、照明と背景が揃ったので、さっそく撮影してみることにしましょう!
撮影環境は全てNEX-5T + SEL35F18、ISO固定、SS自動です。
まずは今までと同じ環境で撮影してみます。
▼ISO200 F7.1 SS1/4

うん、暗いしブレていますね。
というわけで撮影ボックスと照明に登場してもらいます!
▼ISO200 F7.1 SS1/8

お、背景が白くなるだけでもだいぶ雰囲気が違いますね。
シャッタースピードも半分になりました。
ここで照明の位置を変更し、より明るくなるようにしました。
ほぼ真上から当たるようにしました。
▼照明に明るさが合ってしまっていますが、本当は周囲ももっと明るいです。

↑これ、たぶん正解ではないことはわかりますw
照明に関してはもっと研究しないといけないですね。
ガジェットの撮影に関しては、商品自体の「物感」を伝えるのが重要なので、できるだけ絞って撮影したいところです。
何パターンか試してみました。
▼ISO200 F11 SS1/10

▼ISO200 F18 SS1/8

▼ISO200 F22 SS1/5

さらに感度も下げてみます。
▼ISO100 F7.1 SS1/25

▼ISO100 F11 SS1/10

▼ISO100 F18 SS1/4

▼ISO100 F22 SS0.2秒 (これはさすがにブレました…)

実験は以上です!
まだまだ照明の使い方の研究が必要ですが、かなり絞っても撮影できるようになりました。
そして背景が白くなるだけも、それなりに雰囲気が出ることもわかりました。
(ちょっとシワが目立ちますけど…。)
というわけで、今後はこのような環境でレビュー写真を掲載していきたいと思います。
はたして格段にわかりやすいレビュー記事となるのかどうか…乞うご期待。
というわけで今回は以上!
photo credit: LoKan Sardari Du coin de l’oeil… via photopin (license)