僕が未だに敢えて”CD”を買う理由

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photo credit: Łukasz Strachanowski via photopin cc

ダウンロード購入ではダメですか?

はい、ダメです。

僕は毎月コンスタントに5~10枚のCDを買っています。

金額にすると2万円程度でしょうか。

安月給のサラリーマンにとっては決して安くない金額です。

iTunes storeとかならもっと安く買えるんじゃないの?確かにそうかもしれません。

でもCDでないとダメなんです。

音楽不況、CD不況と言われて久しい昨今、音楽との関わり方について、まずは自分の事から考えてみたいと思います!

 

その理由は音楽の原体験にあるのかもしれない

僕の父はオーディオが趣味です。

僕は子供の頃から、父の所有している立派なCDプレーヤー、アンプ、冷蔵庫ぐらいの大きさのスピーカーから流れる音楽を聞いていました。

ジャンルは主にジャズでした。

CDラックからCDを一枚選びます。

CDプレーヤーにセットして、再生ボタンを押します。

アンプのボリュームを捻ります。

すると、何というか、溢れるような音楽の塊がスピーカーから飛び出してきます。

これはもう音楽を聞くというレベルではない、いわば”体験”でした。

僕はジャズの良さなんて少しもわからない子供でしたが、その”体験”の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

僕にとっては、CDをセットする、アンプをいじるという行為も含めての音楽体験なのです。
 

 

音楽に救われていた10代

僕の通っていた中学・高校はいわゆる進学校で、とにかく”勉強しろ!”でした。

毎日朝起きて、学校に行って授業を受けて、適当に部活をやって、家に帰って宿題をやって寝る。

ずっとこんな生活でした。

男子校だったので、女の子との出会いも無い退屈な学校生活。

正直、ウンザリしていました。

そんな中、再び”音楽”に出会ったのです。

当時はミクスチャーロックや、ニューメタルというジャンルが音楽業界を席巻していました。

Limp Bizkit, LinkinPark, Rage Against the Machine, Korn, Slipknot, etc…

僕はドハマりしました。

Smashing Pumpkinsのメロウなメロディーに感動し、In Flamesの強烈なギターリフに身悶えしていました。

とはいえ、バイト禁止で金も無い学生です。

手に入れたCDは擦り切れるぐらい(レコードじゃないけど)聞きました。

学校帰りに神保町の中古CDショップに行き、

小一時間CDを選ぶ時のワクワク。

これだ!というCDを買った帰り道のワクワク。

家についてCDをプレーヤーにセットする時のワクワク。

再生ボタンを押すときのワクワク。

当たりだった時の嬉しさ。

ハズレだった時の悔しさ。

音楽にまつわる行為、全てを楽しんでいました。

言うなれば、

”CDを買っているんじゃない!ワクワクを買っているんだ!!”

(これ流行らないかな…w)

 

まとめ

つまり僕は

音楽を聞ければそれで良いのではありません。音楽を聞くこと+体験を楽しんでいるのです。

最近は仕事やら何やらで、音楽にそこまで時間を割けないのが実情です。

ただ、かつての楽しかった”体験”を求めてCDを買い続けているのかもしれません。

そして現在、正に体験を提供するFrekulに仕事で関わらせてもらっているのは非常に光栄です。

なんせ僕にとって音楽とは体験そのものなのですから。

adéu!!