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開発者には2つのタイプがいます
- 1点特化したスペシャリスト
- 器用貧乏とも言われるジェネラリスト
の2つです。
一般的にはスペシャリストの方が評価は高いでしょう。
◯◯のことならあの人に聞け!と言われるような人です。
ですが、スタートアップ企業がスペシャリストを仲間に引き入れるのは中々難しいと思います。
まず絶対数が圧倒的に少ないですし、給料等の待遇的な面でもです。
しかし今回は、”必ずしもスペシャリストは必要ないよ”というお話をしたいと思います。
(全て僕個人の見解です。)
それはこんな理由からです
”日々、多種多様なタスクが降ってくるから”
です。
今日はフロントエンドの開発をしていても、明日はサーバサイドの開発をしているかもしれません。
聞いたことも無いフレームワークの使用を提案されて、”あとよろしく!”と言われることもあります。
使ったことがないのでちょっと…などと言っている余裕はありません。
こういった場合に実力を発揮するのが器用貧乏です。
何事も65点ぐらいでそつなくこなすからです。
言い換えれば、何事にも対応できる柔軟性が一番重要です。
知らないことに対応できる柔軟性 > 知識量 です。
理想を言えば両方いるのがベストだと思うでしょう?
- スペシャリストがバリバリ開発をする
- ジェネラリストがメインではない雑多な開発をこなす
こういった体制がもちろんベストに思われます。
しかしこれにも難点はあると思うのですよね。
それは、
スペシャリストに頼りすぎることで、ジェネラリストの思考が停止する問題
です。
スペシャリストの言うことを聞いていれば良いや、となって思考が停止してしまうのです。
ただ言われたことをこなすだけの人になってしまいます。
スタートアップにとって、思考の停止ほどダメなことは無いでしょう。
僕のたどり着いた結論
ジェネラリスト☓2が良い。
これでは開発スピードはそれほど速くなくなります。
何しろ専門家がいないのですから。
しかし決定的な利点があります。
力を合わせて脳みそをフル活用して仕事が出来る
ことです。
1人では65点しか出せないのですから、必然的に協力する事になります。
3人寄れば文殊の知恵というやつですね。
もう脳みそは常にフル回転になります。
これはモチベーション的にも、ベストな状態と言えるでしょう!
まとめ
技術が無いのは当たり前。
それよりもモチベーションが大事。
スタートアップの強いところは、全員が同じ目標に向かってがむしゃらに働けるという点だと思います。
それを実現するための理想的な開発者を考えました、というお話でした。
僕は自他共に認める器用貧乏なので、今現在スタートアップで働いているのはベストなことなのでしょう。
以上、スペシャリストになれなかった一開発者の戯言でした!
xudafiz!!