【レビュー】Pioneer N-50とiFi-Audio nano iONEを組み合わせてみた

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今回iFi-AudioのDAC、nano iONEを購入してPioneerのネットワークプレーヤーN-50と接続してみました。

簡単に外観と音質についてのレビューをしてみたいと思います。

※自分の環境的にN-50とnano iONEをS/PDIF(同軸)接続、FLAC 44.1kHz 16bitの音源をDLNA経由で再生した際のレビューになります。

 

iFi-Audio nano iONEを購入した理由

まずはiFi-Audio nano iONEを購入した理由ですが、大きく次の2つです。

    ・Pioneer N-50が積んでいるDACが古い
    ・将来を見据えた機能拡張
 

まずN-50が積んでいるDACですが、発売が2011年の11月ですので、およそ7年前のもの。

日進月歩の半導体業界ですから、現在主流のDACチップに比べたら骨董品であることは自明です。

(積んでいるDACチップはググれば出てくると思いますが、公式ページには未掲載。)

 

繰り返しになりすが、7年前の半導体とはもはや骨董品でしょう。

新しくて性能が良い=音が良いとは限らないかもしれませんが、そこに期待を込めたのが1つ目の購入理由。

 

2011年発売というのもあって、N-50が対応しているのはPCM 192kHz、24bitまで。

DSDは再生不可です。

正直なところ自分が所有しているデジタル音源の99.9%はCDをFLAC 44.1kHz 16bitでリッピングしたもの。

残りの0.1%がせいぜい96kHz 24bitくらいのものです。

詳細はifiの公式サイトに記載されていますが、nano iONEはPCM 384kHz、DSD256まで対応しているので完全にオーバースペックです。

ですが今後はそういったハイエンドなハイレゾ音源も手に入れるかもしれない…というのが2つ目の理由です。

 

外観について

ますは正面から。

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左からBluetoothペアリング用スイッチ、インジケータ、入力切替スイッチ、フィルター切り替えスイッチになっています。

インジケータは入力データによって色が変わります。

44.1kHz 16bitで緑、Bluetooth接続で青、信号なしで赤…等など。

入力切替はBluetooth、USB、SPDIFの3種類。

FILTERはLISTENとMEASUREの2種類ありますが、公式サイトや説明書では常にLISTEN側にしておくことが推奨されています。

MEASUREは素の入力信号を測定したい場合などに使用するようです(オーディオ雑誌のレビューとか…?)。

 

裏面は入出力端子類です。

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左からアナログRCA出力、SPDIF IN/OUT、USB(Type B)となっています。

SPDIFに関しては入力がSPDIFの場合はIN、Bluetooth・USBの場合はOUTになります。

電源入力端子は無く、USBバスパワーで動作します。

 

底面は対応フォーマットや対応環境などが記載。

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聴いてみた感想

FLAC 44.1kHz 16bitの音源を1週間ほど聴いてみた感想です。

まず気がついたのは中音〜高音が鮮明になったということ。

決して強調されているわけではなく、一音一音がはっきりくっきりするという感じです。

ドラムのスネアやハイハットが気持ち良いです。

ただ、質的にちょっとアレなスピーカーだとシャカシャカしてしまいそうな感じもしました。

 

代わりに低音はちょっと控えめになった印象。

しかし不足しているという感じではありません。

ハードロックやメタルを低音ドコドコで聴きたい人は、アンプのトーンコントロールを使うと良いかも…という程度です。

 

全体として

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DAC(チップ)が変わったからといって、劇的な変化はありません。

N-50も古いとはいえ、そして安価なコンポーネントとはいえ、かなり良い音がすると個人的には思っています。

変化といえば高音や低音のちょっとした聴こえ方、伸び方の違いと言えばそれまでです。

ですが結果的にアナログデータとなってスピーカーから聴こえてくる音には満足しており、これからも使っていこうと思っています。

 

また重要な点としては、単体DACとしては非常にコンパクトかつ安価であるということです。

今現在DACとして販売されているものの多くはヘッドフォンアンプも兼ねています。

使わない機能は載せずに、できるだけシンプルであってほしいのが正直なところ。

かと言ってコンポーネントサイズの本格的な単体DACは価格が数十万円〜と、簡単に手が出せるものではありません。

nano iONEは3万円ほどで現状のハイレゾ音源にはほぼ対応しているので、外付け・単体DACの入門機としてはうってつけだと思います。

 

あえて不満点、と言うほどでもない気になった点を挙げるとすれば、本体が非常に軽いため、接続したケーブルの力で本体が動いてしまう(こともある)ということ。

そのような場合はゴム足などを買ってきて滑り止めにすると良いかもしれません。