
私事ですが、30歳を過ぎて色々と健康のことが気になってきました。
病気が見つかったとかではないのですが、健康診断でちらほらB判定、要経過観察などが出てくるようになりました。
まあ毎日デスクワークですし、運動なんて全くしていませんし、食事もスーパーのお惣菜ばかりですし、自分の体には申し訳ないことをしているなあ…という自覚はあります。
…というわけで、まずは自分の体のことを調べてみることにしました。
Apple WatchやAndroid Wearなどのスマートウォッチはイマイチ流行っていないようですが、今回ご紹介するのは「ヘルスモニタリングデバイス」のような感じです。
スマートウォッチよりも安価で、製品の数も豊富です。
その中から今回購入したのは、「NO.1 F1 Heart Rate Monitor Smart Bracelet」です。
恐らくNO.1というのがメーカー名で、F1が製品名かと思われます。
ちなみに中国メーカー。
驚くべきはその値段で、2,000円台で購入可能です!(2017/01/19現在)
まずは1日付けっぱなしでデータを取ってみたので、商品紹介をしつつデータを見ていくことにしましょう。
まずは外観から
▼製品外観はこんな感じです。

右から電源ボタン、ファンクションキー1、ファンクションキー2があり、この3つで操作します。
ファンクションキーは2つ共タッチパネル式です。
- 電源ボタン:長押しで電源のON/OFFができます。ただし一度電源を入れたら、操作する必要は特にありません。
- ファンクションキー1:タッチすると時計が表示されます(普段は画面は真っ暗です)。
- ファンクションキー2:画面表示中にタッチすると、心拍数モニター→歩行距離表示→歩数表示の順に切り替わります。
▼そしてこちらが裏面。

心拍数を計測するためのセンサーと、充電用の端子が付いています。
充電用の端子なのですが、独自規格のケーブルが磁石でパチっとくっつく感じです。
こういった接触系の充電は、LGのG Watchの時に接触が悪くて充電できなくなってしまったので、その辺の耐久性がちょっと心配ではあります。
ちなみに3時間でフル充電。
フル充電状態でなんと100日間使えるとのこと。
基本的にはアプリで操作します
本体には設定系の機能は無く、全て専用のアプリで設定します。
まさかの身長と体重を公開w
(体重はちょっと盛ってます。念のため!)
御覧頂いてわかるように、アプリの日本語が全体的に微妙です。
性別の所に「マレ」って書いてありますよね?
これが”male”のことだと気がつくのに10秒かかりました。
femaleはちゃんと女性と訳されているんですけど、どうしてこうなった…。
▼その他の設定画面。

座りすぎているとバンドが震えて警告してくれる機能なんかもあります。
また目覚まし時計機能もありますが、このバンドの振動程度では起きられる自信が無いので使用しません。
各種計測機能
さて、肝心の計測機能に入ります。
計測可能なのは、
- 心拍数
- 歩数
- 歩行距離
- 睡眠時間
です。
▼歩数の表示画面。

運動品質 不合格…。
▼週ごと、月ごとのデータを見ることもできます。

▼こちらが睡眠時間。

深い眠り・浅い眠りというのは、いわゆるレム睡眠・ノンレム睡眠のことだと思われます。
まあ大体半々くらいという感じでしょうか。
そして5回も目が覚めているようです。
全く記憶にありませんが…。
▼睡眠時間も履歴の確認が可能。

▼こちらは心拍数の確認画面。

心拍数は任意のタイミングで計測することもできますし、自動で定期的に計測もしてくれます。
もちろんスマホがなくても、バンド側でリアルタイムに計測することもできます。
▼一日の心拍数の履歴。

特に可もなく不可もなくといった感じでしょうか…。
23時過ぎに風呂に入ったので、温まって心拍数が上がっています。
機能としてはこんな感じです。
防塵・防水性能
このバンドは防塵・防水にかんしてIP68を謳っています。
このIP**という表記は最近のガジェット類でよく目にするので、今回初めて調べてみました。
IP68
これの一桁目が防塵性能、二桁目が防水性能を表しています。
この場合は、防塵性能が6、防水性能が8ということになります。
具体的には、「粉塵が内部に侵入しない」かつ「連続的に水中に置いても有害な影響がない。水没の条件については製造者が規定する。原則的に密閉構造であること」…ということになります。
ちょっと微妙なのが防水性能。
8は一応最高の防水性能なのですが、「水没の条件については製造者が規定する」というのが気になります。
つまりメーカーによっては、シャワーの水がかかるのが水没かもしれませんし、水深100mが水没なのかもしれません。
果たしてどうなのか…。
というわけで実際に調べてみました。
装着したままお風呂に入りました。
結果は全く問題なしです(今のところ)。
ただし装着したままお風呂に入るのはオススメしません。
ファンクションキーがタッチ式になっていると書きましたが、これがシャワーの水圧でも反応してしまいます。
つまりシャワーを浴びていると、勝手に時計が点灯したり、心拍数の計測が始まったりします。
別にそれによって悪影響はありませんが、電池のもちなどに影響が出そうです。
ということでNO.1 F1のご紹介でした。
別にこの機種に限らず、同じような機能を持ったデバイスはたくさんあります。
しかも安価なので、比較的試しやすいと思います。
時計として腕に付けているだけで良いので、皆さんも自分の体のことを知る機会としていかがでしょうか?
というわけで今回は以上!