
以前にAir by CrazybabyにMakuakeで出資して、色々あった後にキャンセルした記事を書きました。
キャンセルした理由の一つに、同等の製品が色々出てきていることを挙げたのですが、今回ご紹介するイヤホンもそんな一つです。
それがQCY Q29 Pro
あまり聞き慣れないかもしれませんが…と書こうとしたら、ちゃんと日本のホームページがありましたね…。
ただ、Q29 Proはまだ日本では取り扱っていないようです。
今回はGearBestで購入しました。
開封
それでは開封していきます。
箱はこんな感じです。

ご覧の通り薄いダンボールです。
僕はガジェットの箱にはは全く拘らないのですが、気になる人は気になるかもしれません。
捨てる時に楽で良いと思うんですけどね…。

側面に「Dongguan Hele Electronics」と書いてあります。
読み方がわかりませんが、ドングァン・ヒーリー電気、といった感じでしょうか?
中身はこんな感じです。

本体+充電ケース、イヤーピース、説明書、充電用micro USBケーブル。
充電用ケースを開けてみましょう。

これが充電器兼、ケースになるわけですね。
使わない時はここに入れて充電します。
この充電器自体の充電はmicro USBケーブルで行います。
結構キツくハマっているので、ケースを開けた時にイヤホンを落とすということは無さそうです。
イヤホン本体は、もちろんプラスチックですが光沢があり、(ある程度)高級感はあります。

ペアリング
使う前にペアリングをしなくてはいけませんが、これがちょっとした難関でした…。
通常のBluetoothイヤホンは本体と再生機器のペアリングだけですが、本製品はケーブルが無いので、左右のイヤホン同士をペアリングしなくてはいけません。
QCYと書いてあるところがボタンになっているのですが、そこを長押しして起動、ダブルタップでイヤホン同士のペアリングが始ま…らない。
結局は電源をOFFにして再度起動、ということを10分くらいしていたらいつの間にかペアリング出来ていました。
仕方のないことですが、今どういう状態なのかはLEDの点滅や色で判断するしかありません。
それが結構わかりにくいんですね。
もしくは出荷時にペアリングしておいてもらえると…値段に跳ね返ってくるので微妙なところです…。
聴いてみた
ペアリングでつまづきましたが、一度出来てしまえば難しいことはありません。
長押しで起動、タップで再生・停止、ダブルタップで次の曲へスキップというのが主な操作方法です。
まだ数時間ですが、聴いてみた感想を。
まずは中華イヤホンを侮っていたことを全力で謝罪しないといけません。
中華ガジェットは、最近はもちろん質は良いですが、実用に全力、”音が良い”といった完成部分はあまり…といったイメージがありました。
考えを改めないといけませんね。
最近ではYAQINといったオーディオメーカーも富裕層を中心に人気があるそうで、なかなかどうして良い音がします。
もちろん有線の高級イヤホンとは比べるべくもありませんが、4千円程度の値段・ケーブルレス・Bluetoothという装備を考えると、十分な音質だと思います。
傾向としては中音重視に感じました。
色々と好みはあると思いますが、個人的にはイヤホンはそれで良いと思っています。
電車や人後込みなどの雑踏で聴くことも多いので、繊細な高音とか、唸る重低音とか聴いてる余裕はないので。
中音が強いと長時間聴いていても聴き疲れしにくいですしね。
と、あまり専門的なレポートは書けないので、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
レビュー : QCY Q29 完全ワイヤレスステレオヘッドセット Bluetooth | プラチナガジェット
QCYから発売されてるQ29は外見上は片耳ヘッドセットのQ26と同じです。そして音の傾向はQY19に近いものがあります。
というわけでQCY Q29 Proのレビューでした。
音が良いのもそうですが、単純にケーブルが無いのは素晴らしいです。
何かに引っかかって耳から抜け落ちる可能性が0になったわけですから、非常に快適です。
4千円強で買えてしまうのも、十分魅力の一つになると思います。