
ブランドの復活を果たし、SL-1200Gの発売などで盛り上がりを見せているTechnics。
グランドクラス ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200G | Hi-Fi オーディオ – Technics
テクニクスがお届けするグランドクラス ダイレクトドライブターンテーブルシステム SL-1200G
そのTechnicsというブランドが一度消える前、2000年前後に発売されたプリアンプとパワーアンプのセットをゲットしました。
(正確には実家に帰った時に父に譲ってもらった。)
- プリアンプ : SU-C1010 Ver.3.0(2001年頃)

出典:オーディオの足跡
- パワーアンプ:SE-A1010 Ver.3.0(2001年頃)

出典:オーディオの足跡
プリアンプのSU-C1010の方はともかくとして、SE-A1010の方はとにかく重い!
説明書によると、重量は10.3kgだそうです。
この2つを手持ちで電車に乗って帰ってきたので、筋肉痛で上がらなくなってしまった腕で今この記事を書いています。
これまでのオーディオ環境
- プリアンプ:ROTEL RC-1580(リンク先はMKⅡ)
- パワーアンプ:ONKYO A933
という構成でした。
A933は値段の割に電源が強力かつ、パワーアンプとして使用した時の音の良さで評判が良いです。
しかし発売は2005年。
その頃に必死でバイトして買った記憶があるので、すでに10年選手です。
その間に卒業・就職して狭くて壁の薄い家に引っ越してしまい、そもそもオーディオ機器自体が使えず放置…といったこともあり、調子が悪くなっていました。
定期的に酷いノイズが…。
というわけで、アンプ周りを一新しようとしていたのです。
とはいえ予算もそれほどないので、とりあえずプリアンプのRC-1580を中古でゲット。
パワーアンプもROTELのRB-1582 Mk2で揃えようと資金を貯めていたのですが、A933の調子が悪いことを父に話したところ、「使ってないのがあるからやるよ」とのこと。
遠慮なくお言葉に甘えさせていただくことにしました。
設置した感じとか外観とか
年末の大掃除がてら、さっそく機器の入れ替えを行いました。
ちなみに他の機器ですが、
- CD、SACSプレーヤー:Pioneer PD-30
- ネットワークオーディオプレーヤー:Pioneer N-50
- レコードプレーヤー:ONKYO CP-1050
- スピーカー:JBL STUDIO 230
というラインアップ。
まあ、これで大体僕の懐事情がわかるのではないでしょうか…。
ただ、たしかにオーディオも好きなのですが、そこまで高級機を買いたいという願望はなく、その分をソースにつぎ込みたいというのも事実です。
(負け惜しみではなく…w)
見た目的にTechnicsの2台が完全に浮いています。
もらっておいてアレですが、値段的にはそれほどではないにしても、見た目の高級感はすごいものがあります。
とくにSE-A1010の巨大なパワーメーターのインパクト。
ちなみに僕の家(10畳ワンルームマンション)で出せるような音量では、パワーメーターはわずかにピクピク動く程度なので、見ていてもあまり面白くはありません。
あとパワーメーターの照明はON/OFFできるので、暗くして音楽に集中したいとか、メーターなんて見ないから節電、ということも可能です。
音を出してみての感想
今まではプレーヤーとか、ましてやアンプで音が変わるなんて思ってもいませんでした。
音を変えるならスピーカーだろ、と。
その考えを改めなければいけませんね。
明らかに音が違います。
A-933は高音寄り、STUDIO 230はサイズのわりに低音がボンボン出る、ということで高音・低音が強調されて中域が抜け落ちていたんだな、ということがわかりました。
明らかに音に厚みが出ています。
低音の方も、今までは細部まで聴き取れなかったベースラインが聴こえるようになった気がします。
良い耳を持っているわけではないのですし、何機種も聴き比べたことがないので、これ以上の立派な評論はできないのですが変えて良かった!!
というわけで2016年末の巨大なガジェット(?)でした。
実は先日ちょっと大きな買い物をしたのですが、未だに出荷されず…。
年明け一発目のガジェットレビューは”それ”になると思います。
というわけで今回は以上!
良いお年を!!
photo credit: pestoverde Technics Turntable SL1200GAE via photopin (license)