
日本、というか世界的にタブレットの勢いが落ちてきているようです。
たしかにiPadのモデルチェンジやiPad Proの登場でも、あまりお祭り騒ぎににはならなかった気がします。
以前はみんなが注目していたものですけどね…。
もはやタブレットは当たり前のもの、普通の道具になりつつあるのでしょうか。
というわけで、より実用的、そして安価なAndroidタブレットをご紹介します。
それが上の写真の「VOYO Q101」です。
スペック
- CPU : 1.5GHz 8Core
- RAM : 2GB
- ROM : 32GB(64GBまでのSDカードに対応)
- Display : 10.1 inch 1920 x 1200px
- Wi-Fi : Dual Band 2.4GHz / 5.0GHz 802.11a/b/g/n
- Bluetooth 4.0
- Network : FD-LTE 1800/2100/2600MHz, TDD-LTE 1900/2300/2500/2600MHz
というのが主なスペック。
RAMが4GBあると頼もしい気がしますが、やすいのですから仕方ない。
また1920 x 1200pxというのもポイントです。
これが1920 x 1080pxだと細すぎるんですよね。
たった120pxの差なのですが、使っていると結構違って見えるものです。
またモバイルネットワーク(SIMスロット)に対応しているのもポイント。
この価格で、ですよ。
安価なデータ通信SIMを挿して運用するのも良さそうです。
開封!
それでは開封していきましょう。
↓箱はこんな感じです。

白+青というのがDELLやNexusシリーズっぽい気がしなくもありません。
↓箱を開けるといきなり本体、というのは最近のガジェットの決まりのようになっています。

↓同梱物

本体、充電用のACアダプタ、USBケーブル、簡易説明書と非常にシンプル。
(難しいことは何もないので、説明書は読めなくても大丈夫です。)
ACアダプタが日本仕様のAタイプで、電圧・周波数共に日本で使えるようになっています。
簡単にググっただけですが、最近は中国の電化製品のプラグ形状もこの形になってきているようです。
カードスロット
背面上部のカバーが開くようになっており、開けるとカードスロットが出てきます。

SIMが2枚挿さる豪華仕様となっています。
いわゆる中華スマホでもDual SIMの端末が多いので、そういったお需要が多いのかもしれません。
というかSIMが1枚のみ+基本SIMロックの日本が特殊なのかも…。
4G: FD-LTE 1800/2100/2600MHz, TDD-LTE 1900/2300/2500/2600MHz
となっているので、ドコモ・au・SoftbankいずれのLTEにも対応していることになります(Band 1、2.1GHz)。
(※筆者調べ・動作未確認)
本体について
本体の質感について。
端的に言うと、安っぽいです。
いや、実際に安いんですけど。
ディスプレイ側は全体的にプラスチッキーで、裏面は(たぶん)薄いアルミで出来ています。
そしてiPadとの大きな違いは、ディスプレイがプラスチックカバーであること(iPadはガラス)。
それがだいぶプラスチック感に寄与していると思われます。
ただ、ここは好みの別れるところかと。
ガチッとして重量感のあるガラスが良いか、安っぽいけど軽いプラスチックが良いか。
僕は後者ですね。
実際、この端末は非常に軽いです。
片手て長時間持っていても全く苦になりません。
iPadは片手で持って長時間電子書籍を読むのがつらいので使わなくなったという背景があるので、軽いのは非常にありがたいのです。
オススメの使い方
はっきり言って性能は低いです。
一応8コアのCPUを積んではいますが、ローエンドに近いもののようです。
ですからCG使いまくりのゲームなどは現実的ではないでしょう。
しかしちゃんと使いみちはあります。
それは電子書籍。
Kindleアプリをインストールすればそれで準備完了です。
電子書籍であればマシンパワーは対して必要ありませんし、この端末の大きな画面が生きてきます。
そして上にも書きましたが、電子書籍として使うのに思い端末はダメです。
この端末は非常に軽量(450g)なので、試しに30分ほど片手に持って寝転がって電子書籍を読んでみましたが、全く苦になりませんでした。
そしてもう一つはお子さん用。
僕のようなオッサンには信じられないのですが、今の子供は2,3歳でも普通にスマホやタブレットで遊んでいるみたいですね。
そんな小さいお子さん用のタブレットに良いかもしれません。
軽量、大きい、画面が割れたりすることが無い、壊れても諦められる価格。
Google Playで検索すれば知育ゲームなどもたくさんありますしね。
というわけでVOYO Q101。
まとめると、ステータスを実用に全振りしたような端末です。
カバンに突っ込んでガシガシ使ってもよし、低スペックと割り切って電子書籍端末にするも良し、お子さんのオモチャにするも良し。
いずれにせよ、この大画面端末が1万円で買えることを考えれば、使い方さえ割り切ってしまえばお買い得な端末なのではないかと思います。
というわけで今回は以上!
VOYO Q101 4G Phablet – LUXURY GOLD COLOR