
ヌルヌル動画が撮影可能になるカメラジンバル。
細かいことはわからないですが、構造的にはかなり複雑だと思うので、中華製のものでも2〜3万円はします。
そんな中でGearBest様に中華アクションカムのトップエンドモデルHawkeye Fireflyをご提供頂きました。
映像はすごく綺麗なので、どうせならなめらかな動画を撮影したい!ということでジンバルの購入を決意。
そこで見つけたのが格安ジンバルWewow Sport X1 Smart Gimbalです。
そのお値段は7365円(記事執筆時点)と、まさに格安!
その分性能はあまり信頼できないのですが、ダメならネタになるからいいや、という気持ちでポチってみました。
そして先日届いたので、早速テスト撮影をしてみました。
結論だけ先に書いておくと、十分使えるジンバルです!
開封!
撮影の前にまずは開封していきましょう。
こちらが箱です。

円筒形です。
最近はどのガジェットもApple風になっていますが、こういった趣向のものは面白いですね。
箱を開けると中には袋。


小さな寝袋を連想させますが、これがそのまま持ち運び用のケースになっているわけですね。

こうしたちょっとした金具に気遣いを感じます。
中身は本体・簡易説明書・充電用のmicro USBケーブルと非常にシンプルです。

本体をよく見てみましょう。

赤い点々がちょっと気持ち悪いと言えなくもないですが、この部分が回転して水平を保つわけですね。
そして反対側のこちらにアクションカムを挟んで固定します(スマートフォンも可)。

セットアップ
次はアクションカムをセットしてみます。
使うのは当然こちらのHawkeye Firefly
このジンバルの良い所は、GoProのアクセサリと互換性があるところです。
あの独特の「3本で噛み合わせ+ネジ止め」というのは、すでにアクションカムの標準規格のようになっているので、互換性があります。

適当に見つけてきたパーツを使って…。

固定します!

(イマイチ収まりが悪かったのですが、カメラ本体を防水ケースに入れるとピッタリであることが後にわかりました。)
さらにこのようなアクションカム用のスティックを用意して…。


固定します!
するとこの↓ように左右に振れて、水平をとれるようになります。


テスト撮影
といった感じでセッティングを終え、撮影をしてみました。
操作方法は非常に簡単。
- 電源ボタン長押しでON
- 電源ボタン2回押しでOFF
- 起動中に電源ボタン1回押しでモード1と2を切り替え
これですべてです。
モード1と2の違いですが、アクションカムや軽いスマートフォンはモード1、大きくて重たいスマートフォンはモード2を使うと良いみたいです。
前置きが長くなりましたが、こちらがその動画です!
どうでしょうか…?
個人的には悪くないと思っています。
やたらと視点が触れるのは、僕が撮影で挙動不審になっていたからですw
堂々と、しっかりと構えて撮影すればかなりなめらかな動画が撮影できると感じました。
まとめ
まず良い点としては、軽くてコンパクトなので手軽に撮影できるということでしょう。
上下方向の補正は無いので、ドキュメンタリー映像のようななめらかなものは撮影できませんが、その分本体がコンパクトかつ軽いという利点があります。
これならカバンに突っ込んでおいて、手軽に撮影できます。
折り畳み傘一本分くらいでしょうか。
よくない点は、構造上しょうがないのですがジンバルが背面のモニタを完全に覆い隠してしまうことです。
これは結構不便で、ちゃんと撮影できているのかどうかもよくわかりません。
動画が細切れになっているのもそのためです(言い訳)。
というわけで、お金を出せばもっといいものはありますが、7千円ちょっとという値段を考えれば十分良いものだと思いました。