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SSDは容量が少ないので…
最近、特にMacの正解ではSSDが一般的になってきています。
回転しないので故障の可能性も低いですし、とにかく高速なのでもうHDDには戻れません。
しかし得てして容量が少ないです。
最低価格で128GB、少し奮発して256GB、それ以上はちょっと手が出にくい値段になってきます。
というわけで、特に容量を圧迫するiTunesの音楽ファイルを、外部のnasに置いてしまおうという話です!
丸っとコピーするだけ
と言っても、非常に簡単です。
iTunesフォルダを丸っとnas上に移動するだけです。
1つ注意点としては、iTunesの起動中はiTunesフォルダの中に不要な一時ファイルが作成されているので、iTunesを終了させておきましょう。
デフォルトの設定では、ミュージックフォルダの中にiTunesフォルダがあると思いますので、それをnas上の任意の場所にコピーします。
取り敢えずは移動ではなく、コピーにしておきましょう。
何か問題が発生した場合、コピーであれば元の設定に戻せるからです。
恐らく数GB〜数十GBある方も多いと思いますので、コピーの完了を気長に待ちましょう。
読み込むフォルダを切り替えましょう
このままですと、PCの中のフォルダを読み込むので、nas上のフォルダを読み込むように設定を変更します。
optionキーを押しながら、iTunesを起動します。
するとこのようなダイアログが表示されます。

「ライブラリを選択…」を押します。
ファイルの選択ダイアログが開きますので、先ほどコピーしたnas上のiTunesフォルダの下にある、「iTunes Library.itl」というファイルを選択します。
これで、nas上にあるiTunesフォルダを読み込んでくれるようになります。
しばらく音楽を聞いたり、CDを取り込んでみたりして、特に問題が無ければ、PC上のiTunesフォルダは削除してしまって大丈夫です。
ただし問題点もあります
PCの容量を圧迫することがなくなるので便利なのですが、やはり問題点もあります。
- ネットワーク経由で読み込むので若干重い
昨今はネットワークもだいぶ早くなっているので、そこまで遅いというわけではありません。
しかしやはりPC本体ではなくネットワーク経由でファイルを読み込むことになるので、若干のタイムラグは発生します。
- 外出先で聴けない
当たり前ですが、nasに繋がる環境でないとiTunesで音楽が聴けなくなります。
VPN経由で自宅のnasに繋ぐなどの方法もありますが、簡単に設定できるものではないですし、セキュリティ上の問題もありますので、ネットワーク関連に詳しい人以外にはお勧めできません。
まとめ
外では厳選した曲をiPhoneやwalkmanに入れて聞けば良い。
iTunesで取り込んだ楽曲を全て持ち出す必要もないですよね、たぶん。
外出先では厳選した曲だけを聴くという形でも良いのではないでしょうか。
Macの容量不足に悩んでいる方は、試してみる価値はあると思います!
今回は以上!
Сау Болыңыз!!