
格安ながら4K 30fpsの撮影にまで対応している「V3 4K WiFi Sport Camera 16MP」をゲットし、その小ささと軽さから手軽に動画撮影が出来るので、ちょくちょく利用しています。
しかし手ぶれ補正が無いんですね。
参考までに、手持ちで歩きながら撮影するとこんな感じになります。
そしてなんとか(安く)改善できないかと思い、カメラグリップを購入してみたのですが、結果は特に変わらず…。
やっぱり動画は手ぶれ補正が効く一眼で撮るかぁ…と思っていたのですが、意外な所に改善策を発見しました!
それはiMovie!!
iMovieで編集時に手ぶれ補正が出来る!
今までは物理的に手ブレを補正することしか考えていませんでしたが、ソフトウェア的に改善できるのです!
実はこれ、上に挙げた動画の編集時にたまたま気がついたのですが、iMovieには手ブレ補正機能が付いています。
やり方は非常に簡単です。
▼編集画面で補正したいクリップを選択します。

▼次に右上のプレビュー画面付近に注目。

左から4番目にある「カメラが上下に揺れているようなアイコン」を選択します。
すると手ぶれ補正の設定が表示されます。
まずは「ビデオの手ぶれを補正」にチェックを付けます。
その右側に表示されている%表示が補正の強さです。
標準では33%になっていますが、値を変えながら何パターンか実験してみました。
補正は強すぎてもダメ
全く同じ動画で、補正の強さを変えてみる実験をしてみました。
補正なし、補正33%、補正60%、補正90%、補正15%という流れです。
その結果がこちら。
いかがでしたでしょうか。
確かに手ぶれが改善されています。
ただし補正を強くすると、画面がゆらゆらと船に揺られているようになります。
これはこれで酔いそうになるので、強く補正しすぎるのもダメですね。
個人的には15%くらいがちょうど良いように感じました。
手ぶれも残っていますが、それほどゆらゆらもしない、ちょうどよいバランスだと思います。
まあ、このあたりもまだまだ実験・改善の余地がありますね。
せっかく撮影した動画がブレブレだったというMacユーザーの方は、ぜひ試してみてください。
というわけで今回は以上!
photo credit: MACSD Media Tech Camp June 24-27th via photopin (license)