
色々なものがクラウドに移行しつつある昨今。
今さらメーラー(メールクライアント)の話かよと思われそうですが、便利なのですからしょうがない。
僕はプライベートでも仕事でもGmailを愛用しています。
もちろん別々のGoogleアカウントで使用しているのですが、不満な点が2つ。
- アカウントの切り替えが面倒
- 新着メールを通知してくれない(ブラウザ版のInBoxの話です)
というのが不満。
▼アカウントの切り替えに関しては右上のアイコンで可能ですが、いちいち読み込みが発生するのがわずらわしい

また、ブラウザでInBoxを開いていると、新着メールを受信しても通知してくれません。
Gmailは通知してくれるのに、なぜでしょうか…。
というわけでこの2つの不満の解決方法を探していたのですが、今時新しいメーラーの情報なんて少ないのです。
オープンソースのWMail
奇跡的にも見つけたのが、WMailというメーラー。
オープンソースとして開発されています。
Wmail
▼画面はこんな感じです。

Macのネイティブアプリに関しては全く知見が無いのですが、ウィンドウの中にInBoxの画面をそのままWeb Viewとして表示しているだけのように見えます。
というか、たぶんそう。
しかし手抜きかよと思うのは早計で、Web版と全く操作感が変わらないので、何の違和感もなく移行できます。
そして唯一Web版と異なるのは、左端にアカウントの切り替えボタンが付いていること。
上がプライベート用の写真で、下が仕事用の写真なのですが、クリックするだけで瞬時にアカウントを切り替えることが出来ます。

これだけのためにWMailを使っても良いくらいです。
新着メールを通知してくれる
通知方法はいくつかあり、設定で有効・無効を切り替えることが出来ます。
- デスクトップ通知
- タスクトレイのアイコンに未読数を表示
- ドックのアイコンに未読数を表示
好きな通知方法を選んで使うことが出来ます。
アカウント毎に変えることも可能です。
GmailとInBoxを選べる
僕はもうInBox1択なのですが、Gmailの表示の方が良いという人も多いと思います。
それに関しでは、アカウントを追加する際にどちらの方式で表示するかを選択することが出来ます。

ここまで出来れば、もう文句は無いのではないでしょうか。
WMailのGitHubを見てみると、かなり頻繁にPre-releaseが行われているので、今後も便利な機能が追加される機能大です。
Thomas101/wmail
wmail – The missing desktop client for Gmail & Google Inbox
複数のGoogleアカウントを使い分けている方には非常にオススメのメーラーです。
というわけで今回は以上!
photo credit: Joe The Goat Farmer 5 Simple Hacks That Will Double Your Email Open Rates via photopin (license)
▼Gmailに関してだけで1冊本を書けるのはすごい…。