
有名ブロガーさん達が「今年買って良かったもの」を公開しているので、その流れに便乗しようとしたのですが、思い返してみると今年は大したものを買っていない…。
では何を買っていたかというと、ひたすらCDとLPを買っていました。
数えていないですが、CDは250枚くらい、LPは50枚強(共に中古含む)といった感じでしょうか?
この時代にこれだけディスクを買うなんて、そろそろどこかの音楽関係のところから表彰されても良いのでは…?w
というわけで今年ヘビロテしたCDをご紹介していきます!
順番はアルファベット順、あくまでも今年ヘビロテしたものであって、今年発売したものだけではありません。
今回も書きやすいように砕けた文章で書いていきます。
それではチェケラ!!
BABYMETAL – METAL RESISTANCE
賛否両論ありそうなこれを、一番初めに持って来たくはなかった…。
でもアルファベット順と言ってしまったからにはしょうがない!
言わずと知れたベビメタの2ndアルバム。
まだ2ndなの?というくらいに爆発的に広まり、人気の出た年でした。
ちなみに大好きなのでCDとLP両方購入。
賛否両論と書きましたが、”否”を唱える人がよくわからない。
Youtubeのコメント欄なんかを見ていると、「こんなのメタルじゃない」「少女が大人の金儲けの道具にされている」などなど…。
メタルじゃなきゃダメなんですかね?単純に”音楽”として良いと思うんですけど。
僕は音楽のジャンルについて悩むのも揉めるのも好きじゃないです。
ジャンルについて悩むのは、レコードショップの店員さんくらいで良くないですか?(どのジャンルの棚に並べるかっていう)
あとは商業主義という批判について。
そりゃあボランティアじゃないですから、商売ですからね。
売り出し方とか、メディアへの露出とか、色々考えているでしょう。
でもそういう批判をする人は、音楽をちゃんと聴いていないと思うんですよ。
ただ金儲けをするだけなら、こんなに凝った曲を作る必要はないってことは昨今の日本のチャートを見ればわかります。
その点、ベビメタは音楽としてしっかりと作り込まれているんですよ。
往年のメタルファン(おっさんとも言う)が思わずニヤリとしてしまうようなネタが各所に入っていたり、すごく考えて作り込まれているのが素人でもわかります。
…いかん、長い。
一枚一枚にこれだけ文章を書いていたら大変だぞ…。
次行ってみよう!
Blink-182 – CALIFORNIA
ギターボーカルのトム・デロングが脱退。
代わりにアルカライン・トリオのマットが加入しての新作。
前作は落ち着いてしまって、正直期待はずれだった。
悪くはないんだけど、Blink 182に求めているのはそれじゃないっていう。
メンバー間でのいざこざについてはわかりませんが、トムはBlink 182には正直合わなくなってきていたと思う。
最後の方とか、加齢によるものなのか、歌い方・声の出し方が変わっていましたよね。
前作の落ち着いた楽曲は、たぶんそういったトムの状況に合わせたもの。
でもファンが求めているのはそれではないわけで、冷たいようだけれどトムからマットに変わったのは正解だったんじゃないかなと。
ちなみにBlink 182に初めてであったのは中学3年生の時。
16年前ですか…そして大学の時にバンドをやっていたんですけど、トムのシグネチャーモデルのギターが欲しくて欲しくて…。
とても学生に手が出せる金額ではなかったんですけどね。なつかしいなあ。
FEEDER – ALL BRIGHT ELECTRIC
これはLP版を購入。
このバンドも息が長いですよねえ。
最近はこういった正統派オルタナティブ・ロックって流行らないんでしょう…。
グランジ・オルタナティブ世代のオッサンとしては寂しい限り。
曲調としては大きな変化なし。
悪い意味ではなく、安心して聴くことができます。
そしてグラント・ニコラスは相変わらず超絶イケメン。
ちなみにCD版のジャケットは大きな蜂ですが、LP版では大きすぎて気持ち悪いと判断したのか、隅に小さな蜂がいるだけですw
(そろそろ疲れてきたぞ…)
indigo jam unit – Other Sides
初めてindigo jam unitに出会ったのは、AmazonでCDを買った時にオススメに表示されていたのを、たまたまポチったところから。それから年に1度のアルバムリリースを(可能な限り)追いかけ、そしてついに今年解散ということになりました。
音楽としては何ていうんだろう…?
ジャズ、というかジャム?
レコーディング風景なども公開されているのですが、本当にジャム・セッションという雰囲気。
かと言って録音が適当というわけではなく、むしろこだわっています。
品切れが多いですが、LP版が販売されているアルバムも多いですし、このLPも180g重量盤です。
大阪に行く機会があれば、basis recordsのリアル店舗にもぜひ行ってみたいですね。
(まだiかよ…2,000字超えたぞ…)
JIMMY EAT WORLD – INTEGRITY BLUES
これはLP版を購入。
このバンドも息が長いですよねえ。
最近はこういった正統派オルタナティブ・ロックって流行らないんでしょう…。
グランジ・オルタナティブ世代のオッサンとしては寂しい限り。
(以下、FEEDERの項目参照)
(ついに禁じ手を…)
THE LOWBROWS – For Whom the Bell Tolls
こちらは結構古くて2008年発売のアルバム。
男女2人組のユニット。
基本的にはエレクトロニカなのだと思いますが、枠にとらわれず色々な音楽の要素が取り込まれている感じ。
特に聴きまくったのは2曲目のLinda Is Tonight。
っっっっカーーーンと抜けるスネアと、ギターリフが特徴的な曲です。
そしてとにかく踊れる。
幼稚園の頃から運動会でやらされる踊りが大嫌いだった僕でも踊りたくなる曲。
夜に部屋を暗くして、爆音で流しながら一人で踊り狂ったら、大抵の悩みやストレスはどうでもよくなる気がする。
ちなみに女性のemiさんは夏目漱石のひ孫だそうです。
MONO – Requiem For Hell
これもLP版を購入。
東京出身4人組のインストバンド。
MONOは今作で初めて聴いたのですが、インスト(というかポストロック)ではLITE、Te’、Clean of Coreなど聴いていますが、どれともちょっと違う感じ。
轟音という意味ではTe’寄りなのかもしれませんが、でもちょっと違うんだよなあ。
プロデュース・録音・ミックスがスティーブ・アルビニという、地味に凄いアルバムでもあります。
ちなみにiTunesでリッピングすると、「Alternative & Punk」というジャンルが付くのですが、それはさすがに違うだろとw
NHORHM – New Heritage Of Real Heavy Metal II
これについては別記事に詳しく書いています。
ちなみに記事を更新した際にtwitterにも更新情報を流しているのですが、そのツイートに対して西山瞳ご本人からリプを貰えて盛大にビビりました。
@tkishi88 ありがとうございますー!
— Hitomi Nishiyama 西山瞳 (@hitominishiyama) December 24, 2016
Schroeder-Headz – 特異点
渡辺シュンスケのポスト・ジャズ・ピアノ・ミュージック
(出典:Amazon商品ページ)
無理やりジャンル分けしようとするもんだから、もう何が何だかわからないw
ジャズです。
ジャズなんですけど、電子楽器(打ち込みとか)も入っていて、非常に現代的なもの。
オーソドックスなモダンジャズも良いですが、たまにはちょっと趣向の違うものを聴いてみたい、という方にはおすすめできます。
メーロディーラインも良いですし、何だか独特の世界観のようなものもあります。
というわけで(疲れて)最後の方はだいぶ端折ってしまいましたが、”特に”ヘビロテしたアルバムたちでした。
まだまだ紹介したいものはたくさんあるんですが、無難なものだけ書くので精一杯でした。
来年はどんな素晴らしい音楽に出会えるのかな!?
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