
いつかは上の写真のようなJBLのモニタースピーカーが欲しいものです…。
さて、エントリークラスのスピーカーとしてJBLのSTUDIO 230とDALIのZENSOR 3(もしくはZENSOR 1)はかなり人気がある方ではないでしょうか。
STUDIO 230 BRN | ブックシェルフ型/コンパクトスピーカー | JBL by HARMAN
DALI|ZENSOR 3
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yodobashi.comなんかで人気順で並べると、ZENSOR 3が4位、STUDIO 230も結構上位に入っています。
(ブックシェルフ型スピーカーのカテゴリーで。)
サイズは大体同じ、価格差は1万円少し。
どちらにするか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
僕も1年半ほど前に悩みに悩み、結局JBLというブランドにが決め手となりSTUDIO 230を購入しました。
そして今回、ZENSOR 3に買い換えることにしたわけです。
先に行っておくと、STUDIO 230に音質的な不満は特にありません。
ただ使っていく中で、少々気になった点、そしてDALIに浮気した理由などを書き留めておきたいと思います。
購入検討中の方に少しでも参考になれば幸い。
低音はものすごい出る!
各所のレビューでも書かれていますが、STUDIO 230はサイズの割にすごく低音が出ます。
ウーハーは16.5cm径ですが、信じられないくらい低音が出ます。
(僕がそれまで使っていたのが、SHARPのミニコンポのスピーカーだったというのもあるかとは思いますが…。)
高音の抜けが若干悪い気がする
一応JBL伝統のホーン型のツイーターにはなっています。
あくまでも一応、ですが。
低音とのトレードオフなのかもしれませんが、高音が若干こもっているような気がします。
例えばドラムのハイハットなどは、もう少し「シャーンっっ」と抜けが良いものじゃない?と思うことがあります。
音質に関してはこれくらいでしょうか。
やはり安っぽさは否めない
STUDIO 230のホームページを見るとわかりますが、あくまでもホームシアター用スピーカーの1つというような位置づけです。
もちろんリスニング用に使っても不足はないわけですが、やはり安っぽい感は否めません(実際に安いわけですけど)。
特にプラスチッキーなホーン部分。
そんなに無理してホーンにしなくても良かったんじゃ…と感じます。
あとは天面が黒い光沢仕上げになっているのですが、それが逆に安っぽさを強調してしまっている気がします。
なぜ全面木にしなかったのだろう…。
少しでも大きなウーハーの音が聴いてみたくなった
最近のスピーカーは材質やその他の技術の進歩によって、大きければ良いというものではないかもしれません。
ただ、ウーハーは大きい方が良いな、という個人的な好みです。
STUDIO 230は16.5cm径、ZENSOR 3は18cm径ですので、1.5cmの差があります。
ほとんど差なんてない「たかが」1.5cmなのか、「されど」1.5cmなのか、現状はわかりません。
ここは本当に個人的な好みです。
繰り返しますが、STUDIO 230でも低音は十分出ますしね。
良いものは高いという当たり前の結論
JBLでも、もっとちゃんとしたスピーカーはもちろんありますが、桁が2つほど違います。
やっぱり安くても良いからJBL、ではなく、頑張ってお金を貯めてJBLにすべきだなと思った次第です。
良いものは高いんですね(当たり前)。
というわけで、「絶対に変えたい」という強い願望で変えたわけではなく、気分的なものも大きいです。
また、別の記事に書きましたがアンプがTechnicsのものに刷新されたので、スピーカーも変えてみたくなったという感じです。
年末に最後の大物!Technics SU-C1010 Ver.3.0とSE-A1010 Ver.3.0をゲットしたので簡単にレビュー!
アンプで音なんて変わらないと思っていたのですが、大きな間違いでした…。明らかに中域が豊かになり、音に厚みが出ているのがわかります。
正直なところ、どちらか良いかと言われても難しいです…。
JBLを所有したい、大きくて重たい重量感のあるスピーカーが欲しいという人はSTUDIO 230という感じでしょうか。
あまり音楽的なことは語れませんが、以上のような理由で買い替えを決定しました。
ちなみに某店でSTUDIO 230を下取りに出すと、傷なし美品で16,000円ということでした。
というわけで今回は以上!
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