
上の写真に写っているスピーカー、Klipsch(クリプシュ)のR-14Mを購入しました。
Klipschをご存知ない方はそもそもこのページに来ていないと思いますが、一応説明しておくと、アメリカの歴史あるスピーカー(オーディオ)メーカー。
ハードロックカフェのオフィシャルスピーカーになっているそうです。
購入した理由
現在メインで使っているのは、低価格ながら評価の高いDALIのZENSOR 3。
以前に記事にしたりもしました。
特に不満は無いのですが、いかんせん浮気性なもので、違うスピーカーの音も聴いてみたくなってきました。
そこで選んだのがKlipshというわけです。
僕が大学生だったころ(10年前後前)に入門用のオーディオスピーカーとして評価が高かったのが、KlipshのRBシリーズでした。
当時はYAMAHAが輸入代理店となっていたのですが、いつのまにか無くなっていました…。
現在はklipsch.jpという日本公式サイトがあるのですが、取り扱っているのはイヤフォン、ヘッドフォン、アウトドアスピーカーのみ。
オーディオスピーカーは扱っていません。
なんてこった…。
ですがKlipshはある意味大学生だった僕の憧れのスピーカーであり、何とか手に入れたい…ということで調べてみたところ、R-14Mが日本のAmazonで販売されているではないですか!
Referenceシリーズのローエンドモデルではありますが、アメリカのAmazon.comでは非常に高評価。
値段も破格なので、勢いで購入したというわけです。
ちなみにAmazon.comでは$188.04で販売されており、一見安く見えますが送料と関税でトータル245.06ドル、27,059円になります(いずれも本記事執筆時点のもの)。
この程度の価格差であれば、日本のAmazonで購入したほうが早いし安心だと個人的には思います。
外観について
開梱してみてまず思ったのが、小さい!ということ。
今まで使っていたZENSOR 3と比べると高さが10cmほど低いです。
PC用のデスクトップスピーカーと言ってもよいサイズです。
一瞬失敗したかなと思いました。
こんなサイズではショボイ音しか出ないのではないかと…。
(小さいスピーカーはダメというのは脳みそが古いと、後で思い知らされることになります。)
小一時間聴いてみた
エイジングも何もありませんが、とちあえず小一時間聴いてみた感想です。
ドラムがすげー!(語彙力)
一番感じるのが、ドラム、特にスネアの「っターン!」という破裂音の強烈さ。
Amazonのレビューでもドラムがクレイジーだと買いてありましたが、まさにその通りでクレイジー。
かと言って高音だけで低音がダメかと言うと、そんなことはありません。
もちろんこのサイズでは体に響くような重低音は出ませんが、必要十分+αの低音が出ます。
まとめると、アンプのTREBLEとBASSを思いっきりグイッと上げた感じです。
しかしアンプで電気的にいじっているのではなく、スピーカーの構造、材質的にそういう味付けになっているためか、不自然さは全くありません。
このスピーカーがオススメな人
まだほとんど聴き込んでいないわけですが、音の傾向はわかりました。
- CDの綺麗に揃えられた音ではなく、ライブハウスのような各楽器がそれぞれ主張する音が好きな人
- 部屋の大きさなどの環境的に大きな音が出せない人
- とにかくコスパ!な人
原音に忠実に、を目指す人には全くオススメできません。
全く正反対の音が出ます。
良くも悪くもドンシャリ、非常にクセの強いスピーカーです。
その代わりに、小さな音でも高音・低音がはっきりしているので、日本の住環境には向いているスピーカーと言えると思います。
あとはサラウンドスピーカーとして使用するのも良いでしょう。
爆発シーンとか迫力がありそうです。
簡単ですがファーストインプレッションでした。
好きな人は大好き、ダメな人は一聴して選択肢から外れるスピーカーだと思います。
代理店が無い(というか販売していない)ので、試聴は難しいと思いますが、少しでも参考になれば。
というわけで今回は以上!