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何回市場調査して、何回ニュースにすれば気が済むのさ
先日、こんなニュースを見ました。
モルガン・スタンレーリサーチが出した統計データによると、iTunesでお金を使うユーザーはどんどん減っていっているとのこと。2012年初頭には四半期(3カ月)で4.3ドル(430円くらい)使っていたのが、いまや1.9ドル(190円くらい)の半分にまで減ってしまっている。いっぽうで、それと真逆にApp Storeでユーザーがお金を使う額が増えていっている。
もはや音楽を売るビジネスモデルは古い? iTunesの音楽でさえ売れなくなってきている
もうこんな記事は食傷ぎみですよ…。
何年前からこんな話をしているのだろう。
そして状況は改善するどころか、むしろ悪化しています。
別に音楽が聴かれなくなっているわけではない
CDの売上が落ちたり、iTunesストアでの販売が下降しているからといって、世の中の人が音楽を聴かなくなっているわけではないですよね。
現にPandoraやSpotifyはユーザ数を順調に伸ばしています。
音楽は聴きたい。けれど、
買って手元に置いておくものではなくなったのでは。
能動的なものから、受動的なものに変わったと言っても良いかもしれません。
音楽を買うには、自分で選んで買わなければいけません。
昨今勢いのあるストリーミングサービスは、勝手に選曲して流してくれます。
音楽にそこまで積極的ではない、でも聴きたい といった感じでしょうか。
そうなった理由としては、色々あると思います。
以前は1人で暇を潰すには、テレビかゲームかマンガか音楽ぐらいだったかもしれません。
でも今はネットで動画を見たり、SNSを見たり、とにかくやる(べき)ことが増えています。
現に僕も音楽にはそこまで時間を割けなくなっています・
でもレコード会社って変わらない(変えない)ですよね
CD販売の落ち込みを、違法ダウンロードに責任転嫁したあたりから、もう崩壊は始まっていたのかもしれません。
その結果音楽のコピーに厳しくなり、同時にユーザーには不便を強いて、余計にユーザーは離れて行きました。
コピーコントロールCDとか、何だったんでしょうね…。
PCにCDを入れたら勝手に専用の再生ソフトをインストールするとか、もはやウイルスですよ…。
で、最近はどうしてるのかなあと思うと、特に何も変わっていないのですよね。
テレビに露出させて売るという従来のビジネスモデルから、何も変わっていません。
海外で音楽関係の新サービスが発表されても、まず日本には入ってきません。
それだけ新しい風が吹き込むのが嫌なのでしょう。
音楽活動は企業経営と同じになるかもしれない
でもちゃんと考えているアーティストももちろんいます。
自分たちの音楽活動について、
- どうやってプロモーションするか
- どうやって収益をあげるか
これからはアーティスト自身が、これを考えていかなければいけないと思うのですよね。
もはや会社の事業計画と同じです。
そういう意味では、より厳しいけれど、新たな可能性が見えてきているのではないかなと。
まとめ
そんな変化の一端を担いたい。
結論としては、Frekulって改めてすごいなっていう話なんですよねw
アーティストの新たな活動を全面的に支援するわけですからね。
手前味噌ですみませんw
今回は以上です!
isimi!!