
購入した音楽を取り留めもなく紹介していくこのコーナー。
今回は、LINKIN PARK – ONE MORE LIGHT
止まらないサウンドへの探求心。リンキン史上最高のPOPアルバムが遂に完成!
5/19全世界同時リリース決定!!
(出典:ワーナーミュージック・ジャパン)
アルバムとしては3年ぶり7作目となります。
相変わらず評価が別れる作品
一聴して感じたのは、「え?リミックス・アルバム??」ということ。
バンドサウンドは皆無。
全体的にEDMとまでは行きませんが、エレクトロニカ全開なアルバムになっています。
打ち込みに乗るチェスターのボーカル、それに時々入るマイクのラップ、という感じ。
Amazonのレビューにもありましたが、他のメンバーの存在感は皆無です。
メンバー2人になっちゃったの?という感じ。
”史上最高のPOPアルバム”と謳っていますが、そうとう突き抜けてPOPになっています。
元々作品ごとに曲調が変わり、レビュー蘭が荒れるのが恒例となっているリンキン・パークですから、大きく変わりはしましたがそれほど大きな驚きではありません。
今までにもバンドサウンドから離れたことはありましたしね。
そもそも名盤「Hybrid Theory」がリリースされたのが2000年。
17年も前です。
それを考えれば、全く変わっていないほうがおかしいとも言えるでしょう。
ですが、ここまでエレクトロニカに向かってしまうと、レコード会社のお偉いさんに「今こういうの流行ってるんだけど、どう?」と言われたとか、大人の事情を感じざるを得ません。
もちろんレコード会社は営利企業ですから、売れるものを作らせるのが仕事。
理解はします。
理解はしますが、やはりリンキン・パークにはニュー・メタルを求めてしまうのがファンというものですよね。
…と、あまり良いことを書いてきませんでしたが、こういうアルバムだ、と割り切ってしまえば悪くは無いと思います。
相変わらずチェスターの美声は健在ですし、それだけでもリンキン・パーク感を感じることができます。
ただどうしてもBGM的な聴き方になってしまうかなと。
真剣に向き合うほどの魅力は感じないのが正直なところ。
2回目になりますが、特にここ数枚のアルバムは作品ごとに曲調が変わっています。
はたして次のアルバムはどうなるのか。
やはり期待してしまうんですよね。
やっぱり好きだよリンキン・パーク!
というわけで今回は以上!