
ブログを書くのもそうですが、本業はWeb系の開発をしているので、デザイナーではないですが画像編集ツールは意外と使用する機会が多いです。
今回はブログ執筆の話に絞りますが、例えばガジェット紹介記事などでは余白を切り取ったり、サイズを整えたりという作業が発生します。
それを今まではMac用のPaintbrushというソフトで行ってきました。
PaintbrushはWindowsのペイントのような感じで、必要最低限、素人でも簡単に使えるという手軽さがありました。
しかしもう少し多彩な画像編集が(しかも無料で)できたらなあ・・というのも人情です。
というわけで、Autodeskが公開しているPixlr Editorというツールをご紹介します。
Webサービスなので、WindowsでもMacでもFlashさえ動作すれば大丈夫です。
無料なのにPhotoshopと同じような使用感

右側に広告が表示されますが、見た目はPhotoshopと同じような感じです。
左側にパレット、右側にレイヤーや編集履歴があるというレイアウト。

画像の作成や、URLから画像を取得することもできるのですが、今回はシンプルにPCから画像をアップロードしてみます。

適当な画像が無かったので、先日捕まえたメタモンさんに登場してもらいます。
▼サイズ調整、回転、反転など

▼レイヤー関係

▼コントラストやトーンカーブなど

▼フィルター効果

といった機能が一通り揃っています。
よほどのプロ用編集でなければ、これで十分すぎるのではないでしょうか。
一番使いたいのは「ぼかし」
これだけの多彩な機能を紹介しておいてアレなのですが、個人的に一番重宝するのはモザイク機能です。
Paintbrushにはモザイクをかける機能が無いので、仕方なく赤色などで塗りつぶしていましたが、ださいんですね…。
見た目はモザイク(ぼかし)がスマートで良いです。
というわけで実際にメタモンをぼかしてみましょう。
▼ぼかしたい部分を選択ツールで選択します。

▼フィルターからボックスぼかしを選択します。

▼するとぼかしの強さを調整する小窓が開きます。

▼画像にもよると思いますが、大体35くらいで原型がわからなくなる感じがします。

▼ぼかしをMAXにすると、ただの紫色の塊に。

自然なぼかしをかける
御覧頂いたように、かなり強烈なぼかしがかかります。
場合によっては、もう少しソフトな、自然なぼかしをかけたいという場合もあるでしょう。
その場合はフィルターからガウシアンぼかしを選択します。
▼先ほどと同様にぼかしの調整が出来ます。50でこの程度。

▼150くらいで元の文字は判別不能です。

▼MAXでも先ほどよりはソフトな感じがしませんか…?

▼編集が終わったら保存します。

▼元画像と比べてみます。


個人的にはこの機能だけ使えれば十分です。
あとはLightroomなどと組み合わせて上手に使っていきたいですね。
ただ1つ懸念がありまして、それはこのサービスがFlashで作成されているということ。
現在GoogleやAppleを筆頭に、Flashを駆逐する方向に向かっています。
近い将来、使えなくなってしまうかもしれません…。
誰か代替サービスの開発を…(他力本願)。
というわけで今回は以上!
photo credit: colorwheels New Photoshop panel for organizing brushes in groups: MagicSquire video tutorial via photopin (license)