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通信量無制限なのが最大のアドバンテージ
いわゆる7G制限が無いのがWiMAXの最大の利点でしょう。
僕も最後はそれを理由に、LTEではなくWiMAXを契約しました。
しかし全てにおいて完璧ということはありえません。
当然不満もあります。
約半年、仕事やプライベートで使い倒してみて、感じた不満を3つご紹介したいと思います。
モバイルルータを契約しようとしている方に、何かしら参考になれば幸いです。
屋内に弱すぎる
とにかく屋内には弱いです。
会社などの開けたフロアであれば問題にならないと思いますが、ノマドをしようとして飲食店に入った場合に問題になります。
僕は喫煙者なので、喫煙席に座ります。
そして喫煙席は大概、店の奥に隔離されています。
そうなるとWiMAXは非常に厳しいです。
例え店の1階や2階であっても、窓から遠い場合、途端に電波が入らなくなります。
端末にもよると思いますが、僕の使っているWR3800Rでは、都内であっても電波が1本も立たないということがあります。
そうなってしまうと、ISDN?というレベルで使い物になりません。
上りが遅い
下りは都内であれば5〜10Mbpsは出ます。
普通にブラウジングをしたり、ファイルをダウンロードしたりする分には全く問題ありません。
問題なのは、上りの速度です。
はっきり言って遅いです。
仕事の場合、数Mbyteあるファイルをップロードするというケースも多々あると思います。
その場合に問題になってきます。
恐らく上りは2Mbps程度しか出ていないと思います。
結構待たされるという感覚があります。
ブログを書く場合にも同様です。
写真を載せようと思って2〜3Mbyteの写真をアップロードしようとすると、固定回線に比べて明らかに待たされる感覚があります。
まあ、待たされると言っても数十秒ですが、気になる人は気になると思います。
そこはWiMAXの規格上しょうがないと諦めるしかありません。
廃止が近い
こちらのサイトによると、
WiMAXは2年後の2015年9月30日に、現在の30MHx幅から10MHz幅まで減らされる。
4年半後の2018年4月には、その10MHz幅もWiMAX2+に転用され、WiMAX完全終了
とのことです。
そもそも現行のWiMAXは廃止されてしまうのですよね。
そしてWiMAX2+に移行します。
WiMAX2+に移行すれば、通信速度が上がってハッピーなのですが、話はそう単純ではありません。
WiMAX2+では速度制限がかけられます。
なかなか条件などが複雑なのですが、こちらのサイトから引用させて頂きます。
■WiMAX2+に通信制限がかかる条件■
①au 4G LTEが使える通信モードで月間7GBを越えた場合
②2015年4月以降3日間の通信量が1GBを越えた場合(予定)
③契約後26ヶ月以上経過後にWiMAX2+使用量が7GBを越えた場合
ようするに、2015年4月以降の動向に注目ということですね。
「予定」となっていますが、かなり決定に近いようです。
ここで僕の利用状況をご紹介しておくと、目一杯使っても月の通信料は3〜4GBですので、7GB制限は特に気にしなくても大丈夫そうです。
しかし、「3日で1GBを超えた場合」という条件は少し気になります。
単純計算で333MB/日を超えた場合ということになります。
そう考えると、結構厳しい条件だなと。
それでも他社のLTEに比べればかなり緩い条件であることは確かです。
まとめ
2018年4月までは使い放題。
WiMAXが廃止されるまでは取り敢えず使い放題です。
あと3年半くらいですね。
その間にWiMAX2+の端末に買い替えてしまっても、速度制限がかかったらWiMAX2+からWiMAXに切り替えて使うという運用が可能です。
今回は以上!
pamit!!