
またもや江戸東京博物館へ
このブログではすっかりお馴染みの江戸東京博物館に行ってきました。
お目当ては、東京オリンピックと新幹線です。
先日までの特別展は思い出のマーニー展でしたが、9/30より展示が変わりました。
恐らくというか、確実に2020年の東京オリンピック開催決定を受けての企画なのでしょう。
オリンピックと新幹線だけではありません

あ、ちなみにパンフレットはこんな感じです。
シンプルで良いですね。
表題は東京オリンピックと新幹線だけですが、展示はそれだけではありません。
初めの第一章では、高度経済成長からオリンピック開催へと向かう日本の生活の変遷が展示されています。
団地、家電の三種の神器などですね。
続いて新幹線
そして第二章からは新幹線関連の展示になります。
僕は新幹線は東京オリンピックへ向けての突貫工事だと思っていたのですが、実際にはかなりの期間をかけて計画されていたようです。
収支計画書や、平行して走る高速道路との競合についての調査書など、興味深いものがたくさん展示されています。
また、新幹線以外にも新幹線登場以前の特急についての展示もあり、かなり鉄分が豊富です。
当時のニュース映像も上映されています。
新宿副都心や渋谷の上を通る首都高、羽田までを結ぶゆりかもめの建設途中の映像を観ることが出来ます。
(ゆりかもめって結構古かったのですね。)
オリンピック
続いて東京オリンピックの展示に移ります。
開催資金の調達や、タイムの計測に使われた時計の技術、日本IBMのネットワークシステム等、競技だけではないオリンピックの裏側を知ることが出来ます。
寄付金付きのタバコがあったなんて初めて知りましたよ…。
またタバコやゴミのポイ捨て禁止、タクシー運転手のマナー向上等の啓蒙ポスターも展示されています。
まさに国と国民が一体となって開催した一大イベントであったことがわかります。
幻の東京オリンピック
1940年に開催が決定していながら、日中戦争の影響で中止された幻の東京オリンピックについての展示もありました。
存在しは知っていましたが、大抵は開催予定でしたが戦争の影響で中止されました。の一言で終了してしまいますよね。
しかしその当時のポスターや、オリンピックロゴのネクタイなどが展示されており、一言で片付けられないくらいに準備をしていたことを窺わせます。
東京パラリンピック
東京オリンピック後に開催されたパラリンピックについての展示が最後にあります。
色々な競技種目の説明があり、現在とはかなり違ったものであったことがわかります。
まとめ
開催の裏側を知りたい人にオススメ。
競技自体の説明は特にありません。
一応メダルも展示されていますが、首から下げるための紐の部分が西陣織であった、といように、日本で開催されたことによる特徴を紹介する方向です。
選手村で使用されていたティッシュや小袋の砂糖など、かなりマニアックな裏側を知ることが出来ます。
所要時間は40分ほど。
土曜日は19時半まで開館しているので、土曜日の夕方くらいに行くのがオススメです。
まあ、通常の時間帯でもそれほど混んでいるような雰囲気は感じませんでしたが。
今回は以上!
selamat tinggal!!